好きな企業や商品を思い出そう

現在、上場している銘柄は、約4000銘柄あります。
これらを全てチェックして、株価の上がりそうな銘柄を探し出すのは、簡単なことではありません。
  業績が伸びて利益が確保できている。そんな会社を探すにはどうすればよいのでしょうか。
まずは自分の趣味や興味に目を向けてみましょう。車が好きなら自動車メーカー、外食が好きなら外食チェーン店、音楽に興味があるならレコード会社やプロダクションなど。最近の売れ筋やブーム、新商品など話題になりそうなことを考えてみて下さい。
  ヒット商品やPRニュースが多い会社なら業績も株価も上がるかもしれません。興味がない業界よりも、興味がある業界の方がピンとくるのではないでしょうか。

好きな銘柄を選んで
テレビやネットで流れる日々のニュースは、株価と密接に関係しています。
例えば、ゲーム業界を見ると、ソフトの発売とともに株価が上がる傾向があります。新商品の発表とともに株価が上昇し、逆に発売と同時に下落するケースもあります。
ニュースでトレンドを察知し、そのニュースがどの程度、売り上げに効果的か、マイナス要因はないのか、などを考慮するのは、銘柄選びのポイントになります。

好きな銘柄を選ぶのも手です
株価は常に変動しています。値上がり、値下がりを繰り返し続けます。
時には損切りのタイミングを問われる場面もあります。1ヶ月や3ヶ月のチャートだと、値上がり、値下がりの激しい銘柄でも、1年のチャートでは順調に値上がりしている場合もあります。
  期間によってトレンドが異なるためですが、損切りのタイミングがあまりにも早いと、損切りした途端に株価が上がることも考えられます。
日々の利益を稼ぎたいデイトレードでは仕方ありませんが、中・長期的な投資を狙うならば、日々の株価変動を細かく気にするより、自分の選んだ銘柄を信じてみるのも良いと思います。
  ただし、株価が下がり続ける銘柄を持ち続けるのは、得策とはいえません。
購入価格の20%下落までは様子を見るけど、それを割ったら損切りするなど、必ず自分なりのルールを決めておきましょう。

投資する企業について調査しよう

自分の好きな商品やサービスを提供している企業だったとしても、いきなり株を購入することは総計と言えます。
株を購入する動機としては十分ですが、実際に投資をする前には、その企業を多面的に分析するようにしましょう。

会社四季報で情報を仕入れる

例えば、愛用している美容メーカーの株を購入したいと思ったとします。
しかし、企業はひとつの部門だけでなく、他の部門も抱えており、その部門が不振だったら、美容部門では売り上げが好調でも、株価が上がらないことが考えられます。
  ですから、企業に興味を持った段階で、さまざまな情報を収集する必要があります。
事業内容は、企業HPや会社四季報などの本や冊子で確認できます。事業内容を把握して、その企業は投資するだけの価値があるか判断しましょう。

企業の業績を見る

企業の事業内容を把握したら、今度は業績を見てみましょう。
上場している会社は3ヶ月毎に「四半期決算」と1年に1回の「本決算」を発表します。
自社のHPで決算内容のほかに、業績や分析、今後の見通しなど発表する会社が増えています。
  売上高や経常利益など、決算の概要をチェックして、経営状況を分析できるれば、株価の成長が見込めるかどうか判断しやすくなります。

株価が割安か調べてみる

事業内容が好調で、決算が優良であっても、これらの内容が既に株価に反映されている可能性があります。
そうなると、株価の更なる上昇は見込めません。そこで、同業他社と比べて、その会社の株価が割安か割高かということを調べてみましょう。
  その場合、株価だけを比べてみても見えてきません。そこで利用したいのは、PERやPBRといった指標です。
PERは、株価を1年の総利益の1株分に相当する金額で割った値。PERが低い銘柄は、割安であると考えられています。
PBRは、株価を会社の純資産の1株分で割った値。その株価が1株あたり純資産の何倍まで買われているかを示します。

株を注文方法を確認しよう

購入したい銘柄が決まり、口座に必要分の資金を入金したら、株の購入準備は整っています。
株の値段は競り方式で決まります。指定した金額で買いたい人の注文と、指定した金額で売りたいという人の値段が一致して初めて売買が成立します。
  この時の売買が成立した値段が、株価となります。
購入には、指値での注文と成行での注文方法があり、どちらにもメリット、デメリットがあります。

指値での注文方法
指値の売買方法は、株を指定した値段で買いたいや売りたいなど、希望の値段を指定して売買する方法です。
その際の注文金額を指値と言います。指値注文では、希望する値段で株を売買できるというメリットがあります。
  ただし、買い指値と売り指値の値段が、1円でもズレてしまうと売買は成立しません。
また注文数やタイミングが理由で、必ず売買できるとは限らないのがデメリットです。

成行での注文方法
一方の成行注文は、いくらでもいいから売買したいというように、銘柄と購入株数のみを決めて、希望の値段は指定しない売買方法です。
現在の値段にもっとも近い反対注文の値段で売買が成立します。成行注文は売買が成立する確率が高いというメリットがあります。
  ですが、株価が1500円だったとして、この前後で売買が成立するだろうと成行で購入した場合、売り注文が2000円しかなければ、2000円で約定してしまうことがあります。
出来高のすくない銘柄では、予想外の値段で約定してしまう可能性があるというデメリットを覚えておきましょう。

指値と成行は使い分けるのが一般的です。上手に使い分けるには、取引成立までの優先順位を理解しましょう。
証券取引所では、1日に何十万件もの売買が集まります。短時間に複数の注文をこなすために、以下のようなルールが決められています。

①成行注文優先行注文と指値注文のどちらもある場合は、それぞれの注文時刻に関わらず成行注文が優先されます。指値注文よりも後に成行注文が出された場合でも、成行注文が先に約定します。
②価格優先値注文どうしの場合は、購入ならば競り金額が高いほうを、売却であれば安い注文を優先します。例えば1000円の買い注文の後に1050円の別の買い注文が出れば、1050円の注文が先に約定します。
③時間優先じ売買方法、同じ価格の注文どうしであれば、先に注文をした方が優先されます。これは1分でも早い注文を優先するということです。

できるだけ早く、株を売買したい場合は成行注文を、一方、値段にこだわるのなら指値注文を利用しましょう。証券会社によっては、成行と指値で注文手数料が違う場合があります。指値注文の方が、成行注文より高くなっている場合があるので注意下さい。

購入した株を売る

保有する株の株価が順調にあがったら、株を売却しましょう。保有株の株価が上がっていても、お金に変えなければ、あなたの利益にはなりません。
あなたの儲けに繋げて初めて株式投資といえるのです。保有株が値上がりした場合、欲を出しすぎている間に、株価が下がってしまうことはよくあります。
逆に保有する株価が下落し、損切りのタイミングを見送っていると、取り返しがつかない損失になることがあります。
  このような失敗をせずに損益を確定させるためには、いくらになったら売却するというような具体的な金額を決めておくことが重要です。
株の売却方法は、株の購入手順とほとんど同じです。上手なタイミングをはかって確実な利益をだしましょう。

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